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2016年10月28日(金)
道ばたにイチョウの落ち葉を見つけると秋の深まりを感じます。 内殿の「日吉神社」のご神木は樹齢約500年のイチョウの木。晩秋には、境内一面に黄金色のじゅうたんを敷きつめたように落ち葉がふり積もります。 日吉神社のとなりに、子どもやお年寄りがミカン狩りを楽しむのにぴったりな傾斜のないミカン畑を見つけました。歩けば草の間からコオロギやバッタが跳ね出てくる畑は、子どもの好奇心をいっぱい引き出してくれそうです。 さて、日吉神社へ向かう途中、天田橋をわたって県道503号線に出てしばらく行ったところに、かつて内殿天田(うちどのあまだ)古墳群と呼ばれる4基の古墳群がありました。発掘調査後に道路となり、いまは残っていませんが、このうちの1基からは銀象嵌(ぎんぞうがん)をほどこした鉄製の刀のつばなどが見つかっています。 熊本県で見つかった銀象嵌の文字を刻んだ刀は、5世紀の大王から賜ったとする説も。「内殿天田古墳群の例は文字ではなく文様。時期は熊本県の例より新しいですが、刀をどんな人が身につけていたのか想像する材料になります」と発掘を担当された南さん。 この秋は、内殿の自然にふれ、いにしえを感じてみませんか。
江戸時代には「猿王子社」と呼ばれていた日吉神社。猿王子は、道案内の神様・猿田彦のこととも。
「いその農園」の無農薬ミカン。毎年、市内の園児らがミカン狩りに訪れるそう。
内殿天田古墳群出土の刀のつば。金属に文様を刻み銀をはめこむ象嵌(ぞうがん)の技術をつかう。
投稿者: 本村真弓
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