2018年01月19日(金)

福津のしめ縄

福津市内には、宮地嶽神社の有名な「大しめ縄」のほかにも、ちょっと珍しいしめ縄がそこかしこに在ります。

津屋崎千軒周辺では、12本の縄で鶴をかたどったしめ縄を一年中飾り、年末に入れ替えます。「船底の一枚下は地獄」というように、命がけで漁をする身内の無事を、ひと月ひと月願う祈りの形が12本の縄で表されていると、『藍の家』の大賀さんが教えてくれました。

唐津街道の旧宿場町・畦町(あぜまち)でも、一年を通してしめ縄を飾ります。数十年前に、町の人がお伊勢参りをし、伊勢神宮周辺で「悪霊をさけるため」に年中しめ縄を飾っているのを見てとり入れたそうです。

しめ縄に海藻をつるすのは、山側の上西郷(かみさいごう)にある『大森神社』。
大森神社からほど近い、内殿(うちどの)の『日吉神社』でも、砂と海藻を山盛りにして、境内にある石台の上に置いていました。
内殿の八尋さんによると、日吉神社の海藻と砂は、10月の宮座(みやざ)のときに恋の浦で採ってきたもの。氏子さんが小さな竹かごなどに入れて持ち帰り、出かける前に、交通安全を願って車に砂をふりかけるそうです。

ちょっと不思議な風習、あなたの暮らす地域にも残っていませんか?

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宮地嶽神社の「大しめ縄」と菖蒲の花。

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『大森神社』では海藻をいっしょに吊るします。

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『日吉神社』の海藻と砂を置く石台。


投稿者: 本村真弓

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